旅の途中−ブログ篇−
                  「根本豊の Beyond The Radio」
旅の途中   万有引力物語(2)
2000年 11月 28日 (火) 18:55 | 編集
話が横道にそれて申し訳ないが「レミング」ツアー
終了したばかりなので、余韻の冷めぬ内に一寸このツアーの印象を書き記すことをお許し願いたい。

万有版以来、8年ぶりの今回の「レミング」は、東京を含む十都市十七公演という、我々には久しぶりの大がかりなものとなった。
期間も約一ヶ月に渡り、始発で移動、即仕込み。乗り打ち(移動即仕込み本番バラし)も四回、そもそも「乗り打ち」と言う言葉さえ初めて知ったほどで、仕込みが二・三日ペースの我が劇団としては、ハードデイズ・アン・ナイト

形態も規模も違う各地の劇場とどう馴染み、どう解体させるか。日々頭を悩ませたシーザーは、毎度立ちはだかる消防法もものともせず、最終仙台公演では暗転ナシのレミングを作り上げた。
そして仕込みバラしの手際だけは充分学んだが、これが次に生かされるかについては、喉元過ぎれば、の我々のこととて、相当怪しい。

それはさておき、劇場管理者達の似非文化人化した官僚体質に疑問を感じる出来事もあった。
ある劇場で劇団員の友人が楽屋を訪ねようとして追い返されるハプニング。
見るからにアウトロー?然の彼らを拒否した顛末は分からないが、
只、何様のつもりか風体で差別しようとした劇場側の態度には怒りを禁じ得ない。もしかして気づかぬ所で彼らが演劇からさえ拒絶されているのだとしたら、我々は管理者達の体質改善から始めねばなるまい。
アンタたち何か勘違いしてやしませんかと

それにしてもびわ湖ホールは最高!内装はおろか平台まで漆黒のこの劇場を、丸ごと欲しい!(次回はまた初期万有の話へ)  根本 豊
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